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「つうしん」No.1

「津山二葉園の子どもたちを支える会」の発行する「つうしん」は、表と裏に印刷されたものです。主に表側には裁判関係等の話、裏面は報告・原告たちの声などが掲載されているようです。それらを、出来る限り掲載していきたいと思います。

 まず、No.1の裏面から。

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★川崎弁護士からの経過報告です。

@昨年12月26日、岡山県警は水島徳丈元指導員と菜花の里を児童福祉法違反である  として、刑事告発を検察庁へ上告しました。現在捜査中です。
A被害にあった子どもたちの立場を尊重しながら、一人ひとりの損害賠償を求める  第1次民事訴訟が春頃始まります。(原告5人)原告は今後も増える予定です。
B近畿の弁護士会が児童養護施設の実態調査をし「施設で暮らす子どもたちの人権〜  虐待を受けあるいは親とともに暮らせない子どもたちのケアと権利擁護」という  報告書を出しています。いつか報告書についての学習会を開きたいと思います。
★1月16日、高崎弁護士と和泉は県・子育て支援課を訪問し、参事、○○さん、  岡山中央児童相談所の次長と意見交換をしました。(主なやりとりのみ)
Q.津山二葉園の改善について

A.岡山、倉敷、津山の児童相談所が定期的に監査の事項についてのみチェックして   いる。水島徳丈氏の姿はみない。生活記録が欠落したり、個人のメモになったり   しているので指導している。普通に近づいている。

Q.職員の6月、12月のボーナスが出ていないと聞いているが。
A.措置費にボーナス分は入っている。津山の振興局が指導中。

Q.今までなぜ対応が遅れたのか。
A.児童虐待防止法が施行されてから変った。
A.その都度、対応してきた。証拠がなかった。

Q.水島徳丈氏は理事をやめていないが。
A.理事は津山二葉園には直接関わらない。
  理事をやめさせるのは理事会の権限。

Q.5〜6年前に園児が虐待している所を録音したカセットテープや写真、日記帳を   中央児相に持ち込んでいるが。
A.保管している。

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《 いろんな人からひとこと 》

●元園児・Tくん
「二葉園の虐待や強制労働がいつか明らかにされる日が来ると信じていた。
 遅すぎますよ。訴訟の話を聞いて損害賠償請求の原告になりました。」

●元園児・Yくん
「二葉園を出て、みんな新しい人生をおくっていると思います。
 過去の体験にくじけずに頑張って生きていこう。
 子ども時代の辛い体験は決してマイナス面ばかりではない。力にもなっている。
 プラス志向で生きていこう。ああいう施設の中でもできる限りのことをして、  親身になって子どもたちの世話をしてくださった職員さんたちも何人もいらっ  しゃった。お世話になった職員さんたちに心からお礼を言いたい。」

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《ご連絡》

☆「津山二葉園の子どもたちを支える会」より。
 会員募集中。年会費1000円。
 郵便口座番号「01310−9−9751」
 口座名称  「津山二葉園の子どもたちを支える会」

 カンパも歓迎されると思います。

次回は「つうしん」No.2の裏面からいくつか掲載したいと思います。
[4211] 「つうしん」No.2裏面より 投稿者:父兄 投稿日:2004/01/04(Sun) 12:37

《子どもたちへ手が差しのべられなかったのが悔しい》

            −Mさんからのメッセージ

40年前に、中学・高校生時代の5年間を養護施設で過した。どうしても家族で暮らせない事情があったとはいえ、自分には何ひとつ決定権がないまま、自分の身のふり方が決められてしまうことが納得できなかった。でも、私の場合は、施設で暮らすことは基本的な生活が保障され、学校へ行ったり、小さな子どもたちと一緒に暮らすことで忙しさにかまけて日が過ぎていったのだと思う。

でもある日突然、児相の保護所に入れられ、また1ヶ月経たある日誰ひとり知った人がいない施設に措置されるという心細さは忘れることができない。中学生がひとかたまりになって登校する後をついて歩きながら「放課後ひとりで帰れなくなったらどうしよう」と思ったものだった。

 二葉園の子どもたちは、それぞれ家庭の中で傷つくこともあっただろうに。また施設の暮らしが暴力的な支配であったり、強制的な労働であったということを知り、どんなに毎日不安な気持ちでいただろうと心が痛い。それに何よりも、子どもたちが救いを求めていたことにしっかり手が差しのべられなかったことが悔しい。

今、まわりにいるおとなたちが、どう二葉園の子どもたちに寄り添うかで、これからの子どもたちの生き方が変ってくるのではないだろうか。

 川崎・清水・高崎さんたち弁護士や和泉さんがしっかり子どもたちの気持ちを聴き、力になろうと活動をされ、支援の輪が広がってきているのだ。二葉園の子どもたちが安心して暮らせるようになることを心から祈っている。

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《えーっ!!》
 2002年12月6日「津山二葉園と○○さん(元指導員)を守る会」が発足しています。 会の趣旨を読むと、

『…○○さんは指導員として、子供の親代わりになって、子供たちの心の支えとなって  こられた方です。 …略… 私たちの知る限りでは、二葉園において入所児童がパン  工場で強制労働させられるなど虐待を受けた事実は一切ありません。 …略… 当該  児童の過った訴えを鵜呑みにした児童相談所や弁護士などが一方的に児童虐待という  虚偽の事実を作り上げているとしか言いようがありません。もし、このまま誤った  事実認識を前提とした動きが進んだ場合、○○さんが事実無根の罪に問われるだけで  なく、入所児童に対して真面目に取り組んでいる貴重な施設が失われることになるで  しょう。略 』

 会員が何人いるのか知りませんが、現在署名活動中です。裁判に提出されるのでしょうか。  いずれ裁判で、長年行われていた虐待や強制労働の実態が明らかにされるでしょう。  それでも署名に取りくんでいる人たちは虚偽の事実と言われるのでしょうか。

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 以上は「つうしん」No.2の裏面にあった記事です。

「○○さん」というのは水島徳丈氏なわけですが、1年以上前から水島氏を擁護し、虐待を受けた津山二葉園の子ども達の言い分を「誤った訴え」「虚偽の事実」と言い切る会がありました。

佐登志さんの傍聴報告にもあるように、被告側は同じことを述べています。反論として、原告たちが受けた虐待についてもおおやけの場で明らかにされていく。この会の人達はそれでも水島氏の言い分を通そうとするのでしょうか。

 「つうしん」No.3以降は、このスレッドが長くなるので別スレッドをたてます。

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