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「つうしん」No.3

《 7月に民事裁判をおこします 》 ※ 注)2003年7月

 卒園生5人が原告となり、社会福祉法人菜花の里と元指導員を相手に、虐待と強制労働に対する損害賠償請求訴訟(第一次)を7月におこします。

 裁判によって、二葉園で行われていた子どもたちへの人権侵害が明らかにされ、責任の所在が明確になります。被害にあった子どもたちにとっては「やっとここまで来た」と感無量だと思います。裁判への不安やためらいもあったでしょうが、勇気ある決断をした5人へ心からエールを送りたいと思います。

 今回は裁判に加わらなかったけれど、次回は参加したいという卒園生がいたら連絡してください。

 多くのみなさんへ、裁判へのご支援をお願いいたします。

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《 裁判の支援をお願いするために集会と講演を開きます。
  みなさん お誘い合わせのうえ ぜひ、ご参加を! 》

*** 津山二葉園の虐待と強制労働を考える ***

    『経過報告集会・講演会』

 津山は子どもを大事に守り育てる教育のまちです。しかし、地元の児童養護施設、津山二葉園では長年に亘って子どもへの人権侵害が行われていました。…(中略)… 元指導員は、虐待や強制労働を一切否認しているようですが、私たちは複数の元園児たちからなまなましい体験を聴き、虐待や強制労働の事実を確認しました。現在、二葉園の状況は改善されていると聞いていますが、これで問題が解決したわけではありません。二度と人権侵害が繰り返されないようにしなければなりません。被害にあった元園児たちが人権回復を求めて、7月に民事裁判を起こします。

 そこで、多くのみなさんへ過去にあった虐待や強制労働の事実を知っていただき、裁判の支援を広くお願いしたく、今回上記の集会と講演会を開きます。ぜひ、ご参加ください。

 とき   7月12日(土)
 経過報告 13時〜13時30分
 講演   13時30分〜15時
      「自分が自分であるために」
 講師   佐々木 朗さん

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[裏面より]

 講師の佐々木朗さんが書かれた「笑えない子どもたち」子どもの権利モニター(2002年12月25日)を読みました。3才から16才まで過ごされた施設の生活、虐待について書かれています。二葉園の子どもたちから聴いた虐待とよく似ていました。日常的な体罰、暴力によって障害を負った子ども、連帯責任で何時間も正座させられる etc …。

どこも似たり寄ったりなのでしょうか。現在552ヶ所の施設の中、虐待が明らかになった施設が14ヶ所。

 そのうち裁判中が3件です。これは氷山の一角に過ぎません。もっと、社会の目が児童養護施設へ向けられるようになると、数が増えるかもしれません。

 佐々木さんは「子どもたちが大人を信じられなくなる前に子どもたちがもっと住みやすい環境を作り、体罰の疑いがある施設をもっと徹底的に調べ、大人たちの恐怖から子どもたちを救いたいと願っています」と言われています。講演会をみんなの力で成功させましょう!

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○刑事告発した元園児は、すばらしい里親さんのもとで、幸せな家庭生活をおくっています。  以前は平熱が7.5℃位だったそうですが、現在、心身共に安定したからか6.5℃に  下ったと聞いています。良かったね。

○現在、「支える会」の活動資金はカンパが頼りです。これから裁判が始まると、費用が  かさむので、年会費1000円を集めることに決まりました。

 会員募集します。

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 以上、「つうしん」No.3 2003年6月20日付け発行 になります。

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